WordPressサイトの高速化完全ガイド|離脱率を下げてSEOを強化する改善方法
目次
WordPressの表示速度は、2025年のSEOにおける最重要項目の1つです。近年のGoogle検索では Core Web Vitals(LCP / CLS / INP) を評価軸としており、ページの読み込みが遅いサイトは検索結果で不利になります。
さらに、ユーザーの約53%が 表示3秒以内にページが表示されないと離脱する というデータもあり、「サイト速度=売上」と言っても過言ではありません。
本記事では、競合上位サイト(バズ部・LIG・制作会社ブログなど)の構成を踏襲しつつ、最新の高速化テクニックを体系的にまとめました。
なぜWordPress高速化がSEOに直結するのか?
Googleは、ユーザー体験(UX)が検索順位の中心にあると明言しています。
中でも Core Web Vitals は最も影響力が強い指標です。
| Core Web Vitals | 内容 | 目標値 |
|---|---|---|
| LCP(Largest Contentful Paint) | 実質的な読み込み完了 | 2.5秒以内 |
| INP(Interaction to Next Paint) | ボタンなどの反応速度 | 200ms以内 |
| CLS(Cumulative Layout Shift) | レイアウト崩れの量 | 0.1以下 |
LCPが遅いと「重いサイト」と判断され、
INPが遅いと「反応が悪いサイト」と判断され、
CLSが大きいと「品質が低いサイト」と判断されます。
結果として 検索順位が下がる → 流入が減る → 売上にも影響 するため、
どのサイトにも高速化は必須です。
WordPressが重くなる主な原因7つ
高速化の前に、まず原因を理解しておくと改善がスムーズです。
主な原因一覧
- 画像サイズが大きい(最も多い)
- キャッシュが効いていない
- プラグインの入れすぎ・重いプラグインの利用
- サーバースペックが低い
- テーマが重い(JS・CSSの読み込みが多い)
- JavaScriptやCSSが圧縮されていない
- 外部スクリプト(広告タグ等)が遅延している
上位記事でも画像・サーバー・プラグインの3つが最重要とされています。
高速化の優先順位|最短で効果が出る施策はこれ
以下の順番で改善することで、最短で速度改善ができます。
【最優先にやるべき順番】
- 画像最適化
- キャッシュ設定
- プラグイン整理
- サーバー最適化
- テーマ/コード最適化
① 画像最適化は最も効果が大きい(WebP化+遅延読み込み)
WordPress高速化で 最も効果があるのは画像の最適化 です。
画像が1枚1MB以上あるサイトは、ほぼ確実に速度が遅くなります。
■ WebP化(超必須)
JPEG → WebPにするだけで 画像容量が40〜80%削減 されます。
おすすめの方法
- EWWW Image Optimizer
- WebP Express
- Imagify
■ 遅延読み込み(LazyLoad)
画像を必要なタイミングで読み込むことでLCPが改善します。

■ Before / After(例)
| 状態 | 表示速度 |
|---|---|
| Before:最適化なし(画像10枚) | 4.6秒 |
| After:WebP+LazyLoad | 1.9秒 |
② キャッシュ設定|表示速度を大幅に改善する
キャッシュは高速化効果が最も大きく、設定難易度も低いためコスパが高い施策です。
■ おすすめキャッシュプラグイン
- LiteSpeed Cache(最強)
- WP Fastest Cache
- W3 Total Cache
LiteSpeed Cacheが強い理由
- 画像最適化も自動
- CDN対応
- サーバー側でキャッシュ生成(高速)

③ プラグインの断捨離|重いサイトの典型パターン
プラグインが20個以上入っているWordPressは高確率で遅くなります。
■ 重い傾向のプラグイン
- Page Builder系(Elementor / Divi)
- Jetpack(多機能で重い)
- スライダー系プラグイン
■ 軽量プラグインの選定基準
- 更新が多い
- 評価が高い
- インストール数が多い
- シンプルな機能に特化
④ サーバー高速化|最も効果が大きい投資
どれだけ高速化しても、サーバーが遅ければ根本解決になりません。
■ サーバー比較(主要3社)
| サーバー | 特徴 | 向いているサイト |
|---|---|---|
| Xserver(国内最速) | LiteSpeed / 高速PHP | 企業サイト〜メディア |
| ConoHa WING | WordPress特化 | 中小規模 |
| Kinsta | 高額だが圧倒的高速 | 大規模メディア |
Googleの上位記事も「最終的にはサーバーが最重要」と結論づけています。
⑤ テーマとコードの軽量化
テーマやコードの最適化はサイト規模が大きいほど効果が出ます。
■ やるべきこと
- 不要CSS削除
- JavaScriptの遅延読み込み
- jQuery → バニラJSへ置き換え
- 不要テンプレートの削除
※特にテーマのJSが重いとLCPが悪化します。
PageSpeed Insightsで90点以上を取るためのチェックリスト
以下に、上位サイトでも使われている「高速化チェック項目」をまとめます。
■ PageSpeed Insights 改善チェックリスト
| LCPが2.5秒以内か |
| CLSが0.1以下か |
| 画像がWebPか |
| LazyLoadが設定されているか |
| キャッシュが作動しているか |
| CDNを使っているか |
| 使用していないテーマは削除したか |
| プラグインが20個以内か |
| PHP8以上か |
| サーバーが高速化対応か |
高速化が売上にどう影響するのか?
最後に、高速化がビジネスに与える影響を具体的な数値で紹介します。
| 項目 | Before | After |
|---|---|---|
| 表示速度 | 4.6秒 | 1.8秒 |
| 離脱率 | 67% | 38% |
| 月間問い合わせ | 13件 | 29件 |
■ 改善した内容
- 画像をWebP化
- LiteSpeed Cache導入
- プラグインを26個 → 12個に削減
- サーバーをXserverに移行
→ 速度の改善が、問い合わせ数の倍増につながった事例です。
よくある質問
CSSやJSの圧縮が原因になる場合があります。
圧縮前のバックアップを取りつつ、1つずつ設定を確認すれば問題ありません。
目安は 20個以内。
ただし「重いプラグインを1つ入れる」より「軽量プラグインを5つ」の方が速い場合もあります。
正しく移行すれば問題ありません。
むしろ高速化され、検索順位が上がることが多いです。
「良好(Good)」評価であれば十分です。
特に LCPとINP はSEO影響が大きいため優先してください。
基本的にはYes。
ただしロゴなどはPNGを使うケースもあります。
WordPress高速化のまとめ
WordPress高速化は、SEO・CV・売上すべてに直結する最重要施策 です。
- 画像最適化
- キャッシュ
- プラグイン整理
- サーバー高速化
- PageSpeed Insights改善
この5つを実施するだけで、ほとんどのWordPressサイトは劇的に改善します。

